退職を伝えたものの辞めなかった私が気づいたこと

失敗からの学び

こんにちは、コージーです。

仕事を辞めたい、でも上司に言えずに悩んでいませんか?

私もそうでしたし、痛いほどに気持ちはわかります。

私は、上司に退職を伝えましたが、紆余曲折あってその会社で働き続けることにしました。

会社からの印象が悪くなる可能性があるため、退職を伝えることを推奨するわけではありません。

しかし、私の場合は退職を伝えられて良かったと思っています。

退職を伝えたことで

・思っていたより退職できるハードルは低かった

・現状より良くなる可能性を提示された

・会社が自分の適性について考えてくれていた

といったことがわかったからです。

この記事を読めば

私が実際に退職を伝えて感じたことや、予想外だった上司からの反応について知ることができます。

最初の3年間は退職したいとは思わなかった

私は、今の会社に入社して3年間は全く仕事ができませんでした。

  • ミスの数が多い
  • 同じミスを繰り返す
  • 効率よくこなせない
  • 伝達事項を覚えられない
  • 仕事が覚えられない

といった有様でした。

毎日毎日怒られてばかりでした。

ただ、この時は辞めたいとは微塵も思っていませんでした。

前職を2ヶ月で辞めてしまったから、次は数年間は頑張ろうと思ったからです。

それに、転職先を決めずに無職になってしまうしんどさは新卒で無職はやばい?2ヶ月で退職して私が気づいた本当の原因で経験済です。

2ヶ月で辞めてしまった会社については、新卒でミスマッチ入社した話で詳しく書いています。

この期間の自己肯定感は、人生で一番低かったです。

ただ、年数も浅いし経験を積めばきっと仕事ができるようになる、そう信じていました。

5年目で退職を考え始めた

しかし、5年経っても仕事ができるようになりませんでした。

この間に、

を行いましたが、ことごとく上手くいきませんでした。

上司からも、仕事を任せられない、もっと頑張ってほしいと言われることもありました。

確かに、自分の業務も3年目までよりもあまり増えていないという自覚もありました。

この頃から、本気で退職したい気持ちが芽生えました。

ただ、転職先も決まっていないのと、直属の上司が有能な上に怖い人だったので、退職をなかなか言い出せずにいました。

有能な後輩との比較で限界を迎えた

そこから数年経ち、後輩が入ってきました。

私の役割は、教育係でした。

私は、後輩が入社して1ヶ月で残酷な現実を思い知らされました。

“めちゃくちゃ有能だ。俺より格段に仕事ができる”と。

具体的に言うと

  • 仕事が早い
  • 物覚えが良い
  • マクロで仕事の効率化に成功
  • 他にもエクセルでどんどん業務改善を行う
  • 先輩たちにニコニコ話しかけまくって秒で気に入られる

といったことです。

私とは、正反対の有能でした。

初めの頃は、多少は嫉妬しましたがモノが違いすぎると思いすぐにその感情も無くなりました。

後輩はわずか一年足らずで、私の仕事の9割をできるようになりました。

それに、後輩の業務改善によって私の負担も減ったのでそれは良かったと思いました。

ただ、その一方でどんどん私の居場所が無くなっていきました。

私は仕事ができない上に、上司たちとは性格が合わず職場に馴染めていませんでした。

後輩は有能な上に、愛嬌があり、あっという間に自分の居場所を確立していきました。

毎月のミーティングでも、できない私への先輩方からの容赦ないダメ出しがありました。

特に、後輩と比較され続けたのも辛かったです。

退職を言い出す2ヶ月ほど前から、週5のうち週4回くらい注意されるようになりました。

原因がわかりませんが、ミスをしたり効率よく仕事をこなせなかったりと、さまざまな理由で注意されました。

3年目の頃のよりかは、多少は進歩しているような気がしましたが、先輩方には目に付くようになったのかもしれません。

ミスを一つ改善しても、別のミスが出る。

フタをしても、どこかに穴が空いていて別のところから熱湯が溢れてしまうような感覚でした。

この2ヶ月で、注意された時のメンタルが

元々

10→10まで回復していたのが

10→8

10→6

10→3

まで落ちていくのを感じました。

どんどんメンタルが削られていったのですが、最終的に退職を伝える決定打になったのは部長との面談でした。

私の会社では、数カ月に一回所属長との面談があります。

そこで改善してほしいことを、ひたすら指摘されました。

指摘自体は、的を得ていました。

私は、何とか改善したいと思いました。

しかし、問題だったのはそれ以外の発言でした。

前回面談と併せて

  • 1年目の後輩に抜かれているよ
  • 君は○○先輩を目指している?無理だよ。
  • 君がしっかりしてくれれば○○先輩を異動で色々経験させられた
  • 君ももう若くないからね
  • 仕事を任せられない
  • 長年働いている割に成長が足りない

と言われました。

正直、グサっと来ました。

後輩に抜かれている、先輩にはなれないというのは自覚していました。

ただ、ストレートに言ってくるのは配慮が無さすぎるだろと思いました。

身も蓋もない言い方をすると、君は無能だ。この部署の君の存在価値は低い。そう聞こえました。1ここまで働いていたことへの冒涜だと感じました。

勇気を出して退職を伝えた

この時、退職を伝える決心をしました。

仕事が辛い人へ|退職準備をしてメンタルを保った私の方法

で書いた方法を再整理して臨むことにしました。

しかし、すぐには言えなかったです。

なぜなら直近の上司は、怖いです。

論破されて、退職を認めてもらえないかもしれない。

どう伝えれば、退職を認めてもらえるかな?

なんて言って面談をしてもらおうか?

退職理由は、本当のことを言う?嘘をつく?

無職になった後の生活をどうしよう?

といった考えが、頭の中をぐるぐるしていました。

元々どこかのタイミングで、退職するつもりだったのですが中々言い出せなかったです。

しかし、この10年間を振り返って、ここにいる限り未来への希望は見えないと思いました。

それに、とある日曜日に、一日中仕事や退職のことを考えたことが決定打になりました。

もう限界だ。

今週言おうと。

その週の真ん中に、勇気を出して先輩に

「仕事のことで相談があるので、お時間よろしいですか?」と声をかけました。

直属の上司と部長と、別室に行き

「お忙しいところすみません。退職させて頂きたいです。二つ理由がありまして、別の仕事に挑戦したいというのと、自分だけ仕事ができないのが精神的に苦しくなりました。」と伝えました。

別の仕事のことだけ伝えるつもりでした。

しかし、どうしても正直なことも伝えたくなりこのように伝えました。

二人とも驚いていました。

しかし、思っていたよりもあっさりと

「君の人生だから仕方ないよ」と言ってくれました。

スケジュールをどうするか、引き継ぎの話の後に、引き止めの話がありました。

それは、私に合った働き方の提案でした。

ただ、この段階では辞める決心は固かったです。

会社に残る決断をした理由

その後に、上司から「今回の話を踏まえてご両親に相談しよう。一旦それまでは保留にする」と言ってきました。

それを踏まえて、両親に相談しました。

そうすると、全力で引き止めに遭いました。

当初は、退職する気満々で説得しようとしましたが、ある一言で揺らぎました。

それは、両親の仕事の話でした。

私に合った働き方の提案に、似たような状況があったらしく、辞めるのはそれからでも遅くないのではないかと言われました。

「待遇には文句ないだろうし、残業代もちゃんと出るんでしょう?」

「無職だと、友だちにも会いづらくなるよ」と

説得されるうちに、その通りかもしれないと思いました。

両親と色々話して、自分なりに考えた結果会社に残ることを2人の上司に伝えました。

まとめ

一連の流れを見て、もっと早くに言えば良かったのではないか?と思われるかもしれません。

退職を伝える前に、仕事ができない辛さについて相談しても良かったかもしれません。

しかし、上司が怖くてこれまで相談できませんでした。

なので、このタイミングで言ったことへの後悔はありません。

それよりも、退職を伝えたことで

  • 私に合った働き方の提案
  • 思っていたよりも会社は自分を気にかけてくれていた
  • 意外と退職を受け入れてくれる会社だった
  • 退職を伝える怖さが減った
  • 今度ダメだったら辞めようと思えた
  • 一回死んだようなものだと気楽になれた

という変化が訪れたのです。

前に比べて、少しだけ気が楽になりました。

退職を伝えることは、必ずしもオススメはしません。

ですが、仕事の辛さについて相談すれば、会社は何か行動を起こしてくれるかもしれません。

無理にとは言いませんが、仕事が辛い時は上司に相談するのも一つの手段です。

退職を考えている人ほど、一人で抱え込まず、上司や家族に相談することで見える景色が変わる場合もあります。

私のように、事態を好転させられるきっかけになるかもしれないからです。

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