導入
6年間続けた趣味を、私は手放しました。
上達することが全てだと思い込み、自分を追い込んでしまったからです。
趣味なのに苦しくなったことはありませんか?
こんにちは。コージーです。
私も、長続きしない趣味がありました。
6年間続けたクラシックギターも、やめてしまいました。
でも、ウクレレは今も続いています。
その違いは――
「上達」よりも「楽しさ」を選んだことでした。
[失敗談]クラシックギターで挫折した理由
私は、学生時代に約6年間クラシックギター教室に通っていました。
高校入学時に、楽器を始めたいと思い教室に通い始めました。
楽器に関しては、素人でした。
しかし、教室の先生が優しかったのと、少しずつ上達していくのが楽しくて、のめり込むようになりました。
年一回の発表会に、月二回のレッスン、毎日の自宅練習、始めてから数年間はクラシックギターを楽しんでいました。
五年が経った頃に、先生から「大規模なコンクールに出てみませんか?」と提案を受けました。
私は、上達したいと思い了承しました。
これが、クラシックギターを辞める原因になるとはつゆ知らずに。
書類選考を通過し、本戦に進む事ができました。
本戦で演奏する曲は、想像以上に難易度が高かったです。
悪戦苦闘する中、あんなに優しかった先生にこんな事を言われます。
「コージーさん前回のレッスンより全然成長してないよ?」
私はショックを受けました。毎日練習をしているのに。上手く弾けない事への焦りがあるのに。
結局、あまり手応えのない状態で本番に臨む事になりました。
出演者の演奏は、全員素晴らしかったのです。
しかし、一つ前の出演者の演奏を聴いた瞬間、血の気が引きました。歳下なのに、プロレベルの演奏だったのです。
そして、自分の名前が呼ばれました。
舞台に出た瞬間、更に追い打ちをかけるような光景が目に入りました。
客席は、まるで古代ヨーロッパのコロシアムのようでした。
観客は想像以上に多く、荘厳な空気に包まれていました。
その空気に完全に飲み込まれました。
一つ前の出演者の演奏と、客席の荘厳な空気に飲まれた私は、ミスを連発してこれまでで一番ひどい演奏をしてしまいました。
コンクールが終わってから、クラシックギターへの情熱を失いました。
発表会が終わって数ヶ月経ってから、Twitterを見ていると、大学のクラシックギター部に入部した同級生のアカウントを発見しました。
その同級生(エレキギター経験者)は、大学からクラシックギターを始めたにも関わらず、楽譜も作れて、編曲、指揮も出来て、演奏動画を見ても明らかに私よりも上手でした。
それでも、一年間は続けました。しかし、二度とモチベーションが戻る事はありませんでした。結局上達の実感が無いままクラシックギターを辞めてしまいました。
[成功談]ウクレレが続いている理由
クラシックギターを辞めた後も、楽器はやりたいと思っていました。
インターネットで、手軽に始められて弾き語りが出来る楽器でヒットしたのがウクレレです。
1万円以下で、試しに購入してみました。
購入してからは、やる気が出ずに数ヶ月放置していました。
しかし、ハロプロ楽曲の「ピーナッツバタージェリーラブ 」の動画をYouTubeで観た時にこの曲を弾きたい!と思いました。
YouTubeでこの曲のカバーを聴いた時、「男性でもハロプロ曲をこんなにカッコよく弾いて歌えるんだ」と衝撃を受けました。
聴いた瞬間に鳥肌が立ったのを、今でも鮮明に覚えています。
それは、初めて「目標」と「憧れ」が両立した瞬間でした。
そこから、ウクレレ教室に通い始めました。
初心者にとっては難しい曲でしたが、3ヶ月で弾けるようになりました。
久しく味わっていなかった、「弾いている時間がすべて楽しい」という感覚を思い出せました。
そこから、教室のレッスン、自宅練習の日々を過ごしながら現在まで続けられています。
私は、ウクレレを続けるために、次の事を意識しました。
・好きな曲だけやる
・上手くなろうとしない
・サボる
・自分に合った教室、先生を見つける
好きな曲だけやる
クラシックギターが上達するのは楽しかったです。ただ、クラシック曲は特に興味がなかったので、曲に対するモチベーションを保つのが難しかったです。
そこで、ウクレレではあまり興味が無いハワイアンではなく、ポップスばかりやるようにして曲へのモチベーションを保とうと心がけました。
上手くなろうとしない
クラシックギターを練習している時に、上手くなりたい気持ちが強くなりすぎて苦しくなりました。ある程度上達した所で、壁にぶち当たりました。その時に、理想の演奏と現状の自分の演奏のギャップに苦しみ、演奏が楽しくなくなりました。
そこで、私はウクレレをやる時には発想を転換して上手くなりたいという気持ちを捨てました。
レッスンで新しい奏法を教わるうちに、苦手な奏法は必ず出てきます。
練習してどうしても出来なければ、苦手な奏法の練習を一旦辞めます。
何ヶ月、何年後かに苦手な奏法が出来るようになればラッキー位の気持ちでいれば良いのです。
サボる
これは言葉通りの意味です。
私は熱中すると、何時間もウクレレをやり続けてしまいます。
しかし、その反動か急にやる気が無くなる時期が来ます。
その際は、そんな自分を責めずに徹底的に休む事にしています。
休んでいる期間中に、音楽を聴いてやりたくなったらまたやる。それを繰り返して今まで続けてこられました。
自分に合う先生を選ぶ
これが一番大事だと思いました。私は、運良く自分に合った教室を一回目で見つけられました。体験の段階で、自分に合っていないと思ったらどんどん教室を探すのが良いと思います。
私が通っている教室は、月謝制ではなくレッスンごとの支払いです。
行きたい時は、沢山レッスンに行けて、あまりモチベーションが上がらない時は、休めるのが良いです。
ウクレレの先生も、自分に合っていました。
先生は、私のやりたい曲をジャンル問わずなんでも楽譜にしてくれます。
コンクールに出て欲しいと言われないのでとても気楽です。上手くなって欲しい圧を感じる事がないのも良いです。
年に二回行われる教室の発表会も、出てくれればありがたい位のスタンスでいてくれるのでノープレッシャーです。
今の先生のレッスンだからここまで続けられたのかもしれません。
まとめ 上達より「続く」を選ぶ
クラシックギターは、最初は楽しかったです。ただ、上手くなりたい気持ちが強いあまり楽しむ事を忘れてしまいました。
ウクレレは、上手くなりたいという気持ちを捨ててどうすれば楽しめるかという一点に集中してみました。
その結果、苦しい思いをする事なく現在まで続けられました。
確かに、ストイックに上を目指すというのは本当に素晴らしい事です。
でも、プロを目指さないのであれば、スキルを上げるよりは長く続けられる事を選択するのも一つの道だと思います。
続けていれば、いつかは上達出来るかもしれない。でも、続かなければ上達の可能性すらゼロになってしまう。
私は失敗した出来事を振り返り、原因を分析することを大切にしています。
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